韓国人というニックネームを付けられるほど、私は韓国人っぽく見られます。頭頂部の髪の毛がそれほど立ち上がっていない程度のソフトモヒカンに、切れ長の目という外見です。ひょんなことから韓国旅行を楽しむことが決まり、そのときに少し苦い体験をしました。

韓国の女性アイドルグループの熱狂的ファンである友人から、韓国旅行に誘われたときのことです。無職になってから日が浅く暇でしたから、私は二つ返事で海を渡ることにしました。韓国に関する予備知識が一切ありませんでしたから、私は図書館でガイドブックを読み漁ることになります。出発まで二週間を切っていたせいか多くの知識が記憶に定着せず、百聞は一見に如かずという結論に至りました。

初めて訪れる韓国は、都心部に行けば日本と似たところが多いと感じました。その一方で、郊外に出ると明らかに日本とは違う雰囲気だったのです。やはり私は韓国に滞在しているのだと気付かされる一幕の余韻に浸っている時間は短く、旅行の大半は友人が作成した行程表に従い動き回っていました。

アイドルのコンサートを楽しむため、私たちはソウルに向かいました。物販コーナーでTシャツなどを購入し、もともと着ていた服の上に身に付けます。私の顔と服装を見た友人は、現地人と遜色ないと言いました。

日ごろから韓国語の勉強を欠かさない友人は、私にとっての専属通訳者です。そんな彼が疲労のせいか腹痛に襲われ、近くのトイレに駆け込みました。日本を発つ前に少しだけ韓国語について学習してきた私には、試してみたかったことがあります。一時的にでも通訳してくれる人がいない間に、私の韓国語のスキルがどの程度通用するのかということです。

見た目だけは韓国人のような私は、アイドルのグッズをほぼ全身に身に付けています。ウロウロしていればファン同士の交流が始まり、やがて私の目的も達成できると考えました。その直後に一人のアイドルファンが私に声をかけてくれましたが、円滑な意思疎通はできませんでした。一週間程度の勉強では、全くと言っていいほど歯が立たなかったのです。

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